湯前町に生まれ昭和を代表する風刺漫画家となった「那須良輔」の原画資料を展示してあります。那須良輔は、生涯で数万点に及ぶ作品を残しましたが、特に鋭い観察力を活かした痛烈な 風刺で政治漫画の世界に確固たる地位を築きました。最も多く残された作品は政治風刺漫画ですが、漫画以外にもやわらかなタッチの風景画や静物画も残しています。後半生は、数多くの評論家や文人達と交流しながら随筆も執筆するなど自然を愛する文化人としても評価されています。
　そのほか、湯前まんが美術館では定期的にいろいろな漫画の原画展イベントや講師を招いての「漫画キャラクターの書き方」「イラスト講座」「にがおえ教室」といったワークショップも開催しています。

　近隣には3000冊の漫画が無料で読める「湯前まんが図書館」があります。